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出西しょうが、丸山知事に会いに行く。

2025年7月28日、「出西しょうが生産協議会」が島根県庁を訪れ、丸山知事を表敬訪問しました。手土産としてお持ちしたのは、まさに収穫が始まったばかりの新鮮な出西しょうがです。

今回は、協議会の設立経緯や現在の取り組みを報告し、実際にしょうがをご試食いただくという貴重な機会となりました。お忙しい中お時間を割いていただいた知事に、心より感謝申し上げます。

出西しょうが試食の品

補助金が支える連携と品質向上

出西しょうが生産協議会は、2024年度の産地創生事業による補助金を契機に設立されました。 現在、7戸の生産者が参画し、それぞれの強みを活かしながら品質の高い出西しょうがの安定供給を目指しています。

洗浄機や大型保冷庫の導入、出荷体制の構築や、技術情報の共有、個人農家だけでは難しい取り組みも協議会として連携することで実現できるようになりました。

パリッといい音!

丸山知事、試食でにっこり

葉付きの生しょうがをそのままひとかじり。 「パリッ」と響く音に、「いい歯応え!うん、いい音!」と、自然と笑みがこぼれます。

「出西しょうがの程よい苦味は生でもいけますね」「みずみずしい!」と続けてコメントされ、記者からも「(離れていても)香りが届く」との声が上がるなど、試食の場は次第に和やかな雰囲気に包まれていきました。

醤油漬けについては「醤油の旨みを吸っていて美味しい」、ジンジャーエールについても「濃いいですね」とのお言葉をいただき、用意した品々は、なんとすべて完食。

さらに、「夏バテにも良さそうですね」との一言もいただき、しょうがが持つ爽やかな辛味や香り、そして滋養のある味わいに深い関心を寄せていただきました。

ジンジャーエール、濃いいですね!

出西しょうがのこれから

協議会では、今後さらなる収穫量の増加と品質向上を目指し、8月からの本格出荷に向けた準備を進めています。

一方で、気候変動による天候不順や水不足といった課題にも直面しており、雑草対策や設備投資の必要性など、今後の持続的な生産体制の構築に向けた取り組みも進めています。

「出西しょうが」の魅力を県内外に伝えるため、協議会はこれからも一歩ずつ着実に歩みを進めていきます。

当日の様子はTSKさんいん中央テレビでも取り上げていただきました。

▶ 出典:今年もピリッと夏の味覚が登場 出雲「出西しょうが」出荷を前に知事も味に太鼓判(島根・松江市)-TSKさんいん中央テレビ
https://www.fnn.jp/articles/-/908368

出西しょうがと丸山知事
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阿部

プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。農口屋株式会社の取締役の阿部と申します。出西生姜の栽培を担当しており、水稲の栽培やドローンを活用した農業にも取り組んでいます。趣味は車やバイク、釣りで、仕事の合間に心身をリフレッシュしています。

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