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ついにできました。「生姜倉庫」

あらゆる生姜が歓喜している(たぶん)。

我が出西生姜、2025年春――
ついに、ついに、専用の拠点を手に入れました。

その名も、生姜倉庫(しょうがそうこ)
名前に迷いは一切なし。直球ストレートです。

今までは、倉庫を渡り歩くジプシー生姜

これまでの出西生姜は、
農機具倉庫を間借りしては、
「すいません、今日だけ…」と遠慮がちに洗われ、
他の倉庫へと移されては、
「ちょっとだけ詰めさせてもらって…」と慎ましく生きていました。

そう、倉庫難民。

人間でいえば“実家と彼女の家を転々としてるバンドマン”くらいの立ち位置。
でも、夢はあったんです。

夢、それが「屋根のある自分の場所」

雨風をしのぎ、資材を置いても怒られず、
ホースを探してウロウロしなくていい場所。
それがほしかった。

そして今――
私たちはそれを手に入れました。

生姜倉庫のいいところ(五七五調)

・屋根がある
・壁もあるし
・床もある

…完璧かよ。

この3点セットだけで、
農作業中の精神安定度が120%向上しました(体感比)。

洗い場、箱詰め台、資材置き場。
生姜を扱うための環境が整いすぎて、
むしろ「我々、農業ガチ勢なのでは?」という錯覚すら生まれます。

「しょうがそうこ」って言いたいだけかもしれない

実はこの名前、「なんとなく」でつけたところもあります。
でもね、口に出すとやたら気持ちいいんです。

「しょうがそうこ行ってくる」
「しょうがそうこに置いといたよ」
「しょうがそうこ前集合ね」

この語感、魔力ある。

語尾に「。」をつけるとLINEでも強い。
しょうがそうこ。
(ほら、ちょっと圧ある)

そして、生姜倉庫の未来へ…

いまは主に洗って詰める場所ですが、
この倉庫、これから保管や加工にも対応予定なんです。

生姜がここで寝かされ、切られ、乾かされ、
ちょっとずつ商品としての深みを増していく…はず。

もしかしたらそのうち、
「生姜倉庫カフェ」とかできてるかもしれません。
(できません)

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阿部

プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます。農口屋株式会社の取締役の阿部と申します。出西生姜の栽培を担当しており、水稲の栽培やドローンを活用した農業にも取り組んでいます。趣味は車やバイク、釣りで、仕事の合間に心身をリフレッシュしています。